【重度知的障害で障害基礎年金2級】50歳になり療育手帳を取得し、障害年金を申請した事例

相談者

男性(50代)
傷病名:重度知的障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給金額:年額:781,700円

相談時の相談者様の状況

 お母様と妹様のお二人で相談に来られました。お兄様は未成熟児として出生し、幼少期より聴力障害もありました。学校での成績は悪く、中学校卒業後は知り合いを通じての仕事が多く、周りの助けもあり何とか生活できていました。
 同居の母親も高齢となり、「親なきあと」の事が心配されていました。
 療育手帳は、相談に来られる1ヶ月前にB1が交付されていました。

社労士による見解

 補聴器は、成人になってから装着したそうです。難聴でコミュニケーションができないのは多いですが、正直50歳まで療育手帳や障害年金の事が周知されていなかったのが、驚きでした。
 まだまだ、私たち社会保険労務士が普及に向けて行動を起こさなければならないと、考えさせられる案件でした。

受任から申請までに行ったこと

 療育手帳は交付されていましたが、障害年金の診断書を記入してもらうために、再度主治医に診察してもらいました。
 先程も申したように、「50歳の知的障害」の診断書記入依頼ですので、幼少期からの生い立ち、就労状況、その他母親との保護環境での生活状況を詳細にご家族様からヒアリングしました。
 その内容を、「端的に・簡潔に・読みやすく」別紙にまとめ、主治医に渡してもらいました。

 また、知的障害の場合、「病歴・就労状況等申立書」は、「特に大きな変化が生じた場合を中心」に記入すれば良いですが、審査において「50歳まで、何とか生活できていたでしょ?」と障害を否定されないように、慎重に作成しました。

結果

障害基礎年金2級が決定しました。障害年金を受給しながら、環境の良い就労支援施設で就労したいとおっしゃって下さいました。また、「親なきあと」も解決でき、家族に明るい光が差してきました。

受給者から頂いたお手紙 「無事に障害年金受給できる事になった事は、兄にとっても大きな光となりました。(知的障害)」

50歳になる兄の障害年金のため佐伯先生に相談させていただきました。

50歳で療育手帳を取得、兄は幼い頃から周りとは違うと感じていました。

耳も悪く、相手の口元をみて言葉を読みとっていたためコミュニケーションがとれず3・4年前から仕事を転々とクビになる事が多くなりました。

それまでは知り合いを通じての仕事だったので、周りの助けもあり何とか生活できていましたが一般の就職は難しくほぼ無理な状態になりました。

兄は母と2人暮らしですが母も病気を患い、仕事も少しの時間だけでは収入も少なく困ってしまいました。

そんな中先生に電話を掛けさせていただき、後日事務所へ母と私でいき相談させていただきました。

すぐに親身に話を聞いてくださり、サポートをお願いする事に。

何もわからない私に、わかりやすくていねいに説明してくださいました。自分たちだけでは絶対に無理な事だと感じました。

あの頃不安でいっぱいでしたが、電話を掛け、事務所へいき相談させていただいた事本当によかったと思います。

無事障害年金受給できる事になった事は、兄にとっても大きな光となりました。

お忙しい中迅速な対応をありがとうございました。

佐伯先生の人柄もあり、安心して相談させていただく事ができて本当によかったです。

「感謝」いたします。

 

令和3年5月21日

お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください

当センターを運営するさえきHR社労士事務所の佐伯 和則と申します。

障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で行動を起こさなかればいけません。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、様々な申請書類の準備が高いハードルとして立ちはだかります。申請しないで何年も過ぎているため、カルテの確認ができなかったり・・・担当医師が変わってしまって、病院を移っていたり・・・病院自体がなくなってしまったり・・・。

このような理由から、申請に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。

「もっと早く、障害年金のことを知っていればよかった」

「専門家に相談すればよかった」

相談の現場で、最も耳にする言葉です。障害年金の申請で一番大事なことは、不安を感じたり、分からないことがあった時に、すぐに専門家に相談することです。

ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください

当センターは全力であなたに寄り添います。 個別無料相談を行っておりますので、是非一度ご連絡ください。

個別無料相談の流れ、お申込み方法について

当事務所(姫路駅徒歩5分)に来るのが難しいという方にも障害年金の受給可能性を知ってもらうために、外部会場を借りて無料相談会も実施しております。
詳細については、以下に記載しますので、ご確認の上、ご予約下さい。

相談会では、以下のようなお悩み・ご質問にお答えしております

●障害年金をもらうための必要書類は何か
●障害年金をもらいたいが、自分はもらえるのか
●医者に「診断書の取得が難しい」と言われたが、どうにかならないか・・・?
●年金事務所に行っても「少し難しい」と言われたので、諦めかけている。方法はないか?

相談会予約の流れ

まずはお電話かメールで無料相談のご予約をしてください。
お電話はこちらから
TEL : 079-289-5623
 面談日は平日・土日祝日応相談
 電話受付時間 : 9:00~19:00対応中
または、メールでお問い合わせはこちらから

当事務所は、お客様の障害年金に関わるすべてのお悩みにお応えさせていただきます

特にその中でもお客様が受給できる可能性のある年金に関して丁寧にアドバイス・代行申請させていただきます。

なお、当センターでは体調がよろしくない方のために出張無料相談も実施しております。

お気軽にお問い合わせ下さい。

障害年金相談にあたり、相談内容について専門家としてお答えいたします。
責任を持ったお答えのためには信頼関係が必要です。
下記の項目を最初にお聞きいたしますのでご用意いただけますよう、お願いいたします。

【必須項目】

①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所

【ご自身でわかる場合】

⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、 ⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)

相談の流れ

①ヒアリングをしっかりとさせていただきます。

お客様のご都合の良い時間を選んで頂き、日程調整をさせていただきます。

無料相談では、当事務所の障害年金相談員がお客様のお話を約30分~1時間かけて、しっかりとお伺いさせていただきます。

②障害年金のアドバイスをさせていただきます。

障害年金については、申請書の書き方一つでもらえる受給額が大きく変わったり、もらえなかったりするケースが多くあります
難解な制度を分かりやすく説明します。

ヒアリング面談の予約から、年金受取、成果報酬支払までの全体の流れは、こちら

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