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【40代_男性_てんかん】傷病手当金終了後に障害厚生年金２級を受給

相談者

男性（４０代）
傷病名：てんかん
決定した年金種類と等級：障害厚生年金２級
受給金額：年額：1,184,178円

相談時の相談者様の状況

　弟様の件で、お姉様と面談しました。仕事中に、初てんかん発作がありました。それ以前（当時46歳）までは、脳に損傷を与える事故や病気、精神病はなかったそうです。
　正社員で就労中でしたので、傷病手当金1年6ヶ月を貰いきって退職されたそうです。

社労士による見解

弟様は、特発性てんかんです。特発性てんかんとは、脳には明らかな異常がない原因不明のてんかんです。また、症候性てんかんは、脳の異常によって引き起こされるてんかんです。

　てんかんは発作回数が重要ですが、最も大事なのは「2級ならば、日常生活が著しい制限を受けるもの」もしくは「3級ならば、労働が制限を受けるもの」でなければなりません。理由は、下記の条文には、「かつ」があるからです。

【2級】
十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のＡ又はＢが年に２回以上、もしくは、Ｃ又はＤが月に１回以上あり、「かつ」、日常生活が著しい制限を受けるもの。

【3級】
十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のＡ又はＢが年に２回未満、もしくは、Ｃ又はＤが月に１回未満あり、「かつ」、労働が制限を受けるもの。

受任から申請までに行ったこと

　てんかん発作時と平常時のギャップをまとめました。また、日常生活は近くに住むお姉様の支援があり生活できており、発作時の緊急連絡方法をヒアリングし、病歴・就労状況等申立書に記入しました。

結果

障害厚生年金２級が決定しました。お姉様は、大変喜んで頂けました。また、お姉様は医療介護従事者でしたので、書類作成も協力いただけスムーズに請求（提出）でき、弊事務所も大変助かりました。

受給者から頂いたお手紙　「不安を解消させてくれるよう話をゆっくり聞き誠実に対応して頂けました。」

　この度は大変お世話になりありがとうございました。無事障害年金２級を受給する事が出来ました。

　弟が約３年前、病状が安定せず（てんかん）仕事が出来なくなり退職に至りました。しかし生活をどうして行こうかと悩んでいました。

　「てんかん」では、受給がむずかしいと言われていましたが、一度専門家への相談を考え、ネットで先生を見つけ相談する事にしました。私や弟の不安を解消させてくれるよう話をゆっくり聞き誠実に対応して頂けました。また、仕事で忙しい私のために「ラインでいいですよ」と言ってもらい大変助かりました。

本当に感謝でしかありません。本当にありがとうございました。

2021年4月18日

お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください

当センターを運営するさえきＨＲ社労士事務所の佐伯和則と申します。

障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で行動を起こさなかればいけません。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、様々な申請書類の準備が高いハードルとして立ちはだかります。申請しないで何年も過ぎているため、カルテの確認ができなかったり・・・担当医師が変わってしまって、病院を移っていたり・・・病院自体がなくなってしまったり・・・。

このような理由から、申請に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。

「もっと早く、障害年金のことを知っていればよかった」

「専門家に相談すればよかった」

相談の現場で、最も耳にする言葉です。障害年金の申請で一番大事なことは、不安を感じたり、分からないことがあった時に、すぐに専門家に相談することです。

ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください。

当センターは全力であなたに寄り添います。個別無料相談を行っておりますので、是非一度ご連絡ください。