【20代_女性_自閉症スペクトラム障害】IQ88で、障害基礎年金2級を受給。
相談者
女性(20代)
傷病名:自閉症スペクトラム障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給金額:年額:781,700円
相談時の相談者様の状況
お母様から電話があり、初回面談をしました。小学生の頃から、無口で周りのお友達と少し違った様子だったそうです。17歳の時に療育手帳B2を取得しており、現在は派遣会社に登録し工場内での障害者雇用で就労中でした。しかし、気持ちが不安定なので、仕事を休みがちでした。
社労士による見解
さらにお母様にヒアリングすると、中学高校時代は、コミュニケーションが苦手で引きこもりが続いたり、卒業後は接客業に就職したが、複数の人と会話したり、自分の意見を伝えるのが難しく、状況を理解・説明ができず再度引きこもりになったそうです。
日常生活に支障があるのは、確実でした。
受任から申請までに行ったこと
診断書の記入依頼に先立ち、お母様から日常生活について事細かくお聞きし、また登録している派遣会社にもヒアリングをし、自宅と会社での様子を主治医に伝えました。
受診状況等証明書についてですが、初診と2番目の病院に問い合わせしましたが、カルテ保存義務(5年)を経過していたので、記入できませんでした。しかし、3番目の病院で療育手帳を交付したので、「受診状況等証明書が添付できない申立書」を提出しました。
病歴・就労状況等申立書には、学校生活の困難な様子、卒業後の就労状況は流れ作業の工場作業員でしか就労できず、新たな作業工程や突発的な工程変更があった際は、臨機応変に対応できない事などを、さらに「詳しく・具体的」に記入して年金請求(提出)しました。
結果
IQ88でしたが、障害基礎年金2級が決定しました。お母様とご本人は、大変喜んで頂けました。
受給者から頂いたお手紙 「半ばあきらめていたのですが無事障害年金を頂けることになりました。」
娘は発達障害のグレーゾーンなので給付も無理かもしれないと思っていましたが、なるべく給付してもらえるようにと細かく診断書を上手に書いてもらえるコツとかもやり方も丁寧にわかりやすく教えて頂き、半ばあきらめていたのですが無事障害年金を頂けることになりました。
只 更新なども2年ごとにあるようなのでその際も引き続きお願いしようと思いました。同じように困っている人がいたら是非先生を紹介したいと思います。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
R3.3.23
お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください
当センターを運営するさえきHR社労士事務所の佐伯 和則と申します。
障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で行動を起こさなかればいけません。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、様々な申請書類の準備が高いハードルとして立ちはだかります。申請しないで何年も過ぎているため、カルテの確認ができなかったり・・・担当医師が変わってしまって、病院を移っていたり・・・病院自体がなくなってしまったり・・・。
このような理由から、申請に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。
「もっと早く、障害年金のことを知っていればよかった」
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相談の現場で、最も耳にする言葉です。障害年金の申請で一番大事なことは、不安を感じたり、分からないことがあった時に、すぐに専門家に相談することです。
ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください。
当センターは全力であなたに寄り添います。 個別無料相談を行っておりますので、是非一度ご連絡ください。
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詳細については、以下に記載しますので、ご確認の上、ご予約下さい。
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