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【知的障害で障害基礎年金２級】障害者雇用で介護ヘルパー勤務をしている方が申請した事例

相談者

女性（２０代）
傷病名：知的障害
決定した年金種類と等級：障害基礎年金２級
受給金額：年額：781,700円

相談時の相談者様の状況

　娘様の件で、お母様が相談に来られました。幼少期より成長が遅く、集団生活には馴染めなかったそうです。小学校では授業について行けず、徐々に不登校に。6年生より特別支援学級、中学校も特別支援学級に通学し療育手帳を交付、私立高校、短期大学に進学したとの事でした。
　相談時は、介護ヘルパーと勤務していました。

社労士による見解

　自ら発言したり、助けを求める事ができないので、仕事は指示されるがまま受け入れる事が多いそうです。よって、オーバーワークで体調不良を起こし、点滴を受ける事もあったそうです。就業後や休日は、外出する事もなく自宅でこもっていました。

　この状況は、まさに「必ずしも他人の助けを借りる必要はなくても、日常生活は極めて困難で、労働によって収入を得ることができない」とお伝えしました。

受任から申請までに行ったこと

　知的障害の場合、「病歴・就労状況等申立書」は出生日から記入しなければなりません。お母様に生い立ちを記入して頂き、さらに弊事務所がヒアリングとアドバイス、修正をしました。

　特に、学生時代は、勉強や友達や日常生活を、卒業後は仕事内容や勤務状況をまとめました。
　現在は、週２回の障害者雇用で介護ヘルパー勤務していますが、主体的に仕事を進める事ができない点は、詳細に記入しました。もちろん、診断書にも明記していただけました。

結果

　コロナ禍での書類作成でしたが、無事に障害基礎年金２級が決定しました。現在は、障害者雇用で短時間勤務ですが、障害年金のおかげで安心して生活できると喜んで頂けました。

受給者から頂いたお手紙　「どんな小さなお尋ねをしても丁寧にお答え頂き無事に障害年金を受け取れる事になりました。」

　障害を持つ娘と共に生きて参りましたが、この先の娘の生活を考えるとどうしても障害年金に頼らなければならないと思い手続きをしようと思いましたが、何をどのようにすれば良いか分からず途方に暮れました。

　そんな時社労士の佐伯先生とのご縁を頂きました。何から始めれば良いのか何をどうすれば良いのか的確にご指示頂き安心して手続きを進めることができました。

　お時間の無い中でもこちらの要望に迅速に対応して頂き、どんな小さなお尋ねをしても丁寧にお答え頂き無事に障害年金を受け取れる事になりました。

　娘のように障害年金を必要とされる方々が手続きを始められる上で手助けをして下さる社労士さんの存在をもっと身近に知ることができれば、障害を持つたくさんの方々の生活が安心して豊かなものになると思いました。

　本当に感謝しております。

　ありがとうございました。

2020年12月10日

お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください

当センターを運営するさえきＨＲ社労士事務所の佐伯和則と申します。

障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で行動を起こさなかればいけません。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、様々な申請書類の準備が高いハードルとして立ちはだかります。申請しないで何年も過ぎているため、カルテの確認ができなかったり・・・担当医師が変わってしまって、病院を移っていたり・・・病院自体がなくなってしまったり・・・。

このような理由から、申請に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。

「もっと早く、障害年金のことを知っていればよかった」

「専門家に相談すればよかった」

相談の現場で、最も耳にする言葉です。障害年金の申請で一番大事なことは、不安を感じたり、分からないことがあった時に、すぐに専門家に相談することです。

ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください。

当センターは全力であなたに寄り添います。個別無料相談を行っておりますので、是非一度ご連絡ください。