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遡及請求で初回375万！【知的障害】で障害基礎年金２級受給した事例

相談者

男性（２０代）
傷病名：知的障害
決定した年金種類と等級：障害基礎年金２級
受給金額：年額：約78万円

遡及請求金額：初回支給額約375万円

相談時の相談者様の状況

相談者は生まれつき知的障害があり、幼少期から読み書きや口頭での説明を理解することが困難で、人とのコミュニケーションもうまくとれず、

いじめに遭うこともありました。

中学生からは特別支援学校に進学し、療育手帳も取得。

金銭管理や日付の理解ができず、日常生活においても多くの制約がある状態でした。

就労についても、障害者雇用のように特別な配慮がある職場でなければ継続は難しく、

通常と異なる状況が発生するとパニックになるため、安定した就労は困難です。

日常生活は食事や衛生管理を含め、すべて母親のサポートに頼っており、単独で生活を営むことはできませんでした。

相談から請求までのサポート

　障害年金の申請を進めるにあたり、ご本人が漢字や言葉の意味を理解することが難しく、複雑な書類の記入が不可能であったため、

お母様を窓口としてやり取りを進めました。幼少期から現在までの様子について詳しくヒアリングし、病歴・就労状況等申立書に丁寧に反映させました。

診断書の作成においては、医師に「日常生活においてどの程度援助が必要か」「社会的な適応能力の低さ」など、

審査で重視されるポイントを明確に記載してもらうよう依頼しました。

また、20歳時点からの状態が継続していることを裏付ける資料を揃え、遡及請求を可能にする準備も行いました。

結果

申請の結果、障害基礎年金2級の認定を受け、年間約78万円の受給が決定しました。

加えて、過去の分についても遡及請求が認められ、初回支給額として約375万円が支給されました。

この結果に大変喜ばれ、今後も続く生活支援のために大きな安心材料になるお手伝いができたと

嬉しく思っています。

お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください

当センターを運営する姫路駅前社会保険労務士法人（前：さえきＨＲ社労士事務所）の佐伯和則と申します。

障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で行動を起こさなかればいけません。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、様々な申請書類の準備が高いハードルとして立ちはだかります。申請しないで何年も過ぎているため、カルテの確認ができなかったり・・・担当医師が変わってしまって、病院を移っていたり・・・病院自体がなくなってしまったり・・・。

このような理由から、申請に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。

「もっと早く、障害年金のことを知っていればよかった」

「専門家に相談すればよかった」

相談の現場で、最も耳にする言葉です。障害年金の申請で一番大事なことは、不安を感じたり、分からないことがあった時に、すぐに専門家に相談することです。

ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください。

当センターは全力であなたに寄り添います。個別無料相談を行っておりますので、是非一度ご連絡ください。