【統合失調症で障害年金】初診日のカルテが廃棄されていたが、第三者証明により受給に至ったケース
相談者
女性(40代)
傷病名:統合失調症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給金額:年額:1,648,470円
相談時の相談者様の状況
奥様の件で、旦那様からお問い合わせ頂きました。前回は、奥様自身で請求(申請)しましたが、不支給だったそうです。
体調も引き続き悪く、障害年金を再申請したいとの相談でした。
社労士による見解
不支給決定通知書を見せて頂くと、初診日が「被保険者でない」と記載されていました。また、診断書や病歴・就労状況等申立書のコピーもお持ちでしたので、すぐに見せて頂きました。
いろいろとご主人様とお話をしていると、過去に別病院に通院している事も判明しました。「前回申請の初診日より前の通院記録を証明できれば、再度申請できますよ」とお伝えしました。
受任から申請までに行ったこと
まずは、日本年金機構に開示請求(下記リンク先参考)しました。再申請する場合は、過去に提出した書類を参考に、今回の手順や話を組み立てる方が良いからです。
また、過去に受診した病院にカルテの有無を確認しましたが、5年以上経過していましたので、カルテは破棄されていました。
そこで、第三者証明(下記リンク先参考)での日本年金機構に初診日を認めてもらうために、当時の主治医に相談しました。
幸いのことに、当時の主治医は奥様の事を覚えて頂いており、快く記入して頂けました。
統合失調症の症状で、過去をきちんと思い出せない場合がございます。
今回は、きちんと時系列に沿って、話を進めたのが良かったです。
【開示請求について】
https://www.nenkin.go.jp/info/johokokai/kaiji.html
【初診日に関する第三者からの申立書を提出するとき】
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/todokesho/shougai/shindansho/2018042601.html
結果
障害厚生年金2級が決定しました。奥様はもちろん、ご主人様も大変喜んで頂けました。改めて、専門家に頼んで良かったとおっしゃっていただけました。
受給者から頂いたお手紙 「過去の相談者からの御礼の手紙を読んだのがきっかけでした。」
佐伯先生に初めて相談させていただいたのは、2020年3月でした。
HPを拝見し、過去の相談者からの先生への手紙を読んだのがきっかけでした。
以前に障害年金の申請をしましたが、初診日の認定が出来ないことにより却下され不支給となりました。
先生から「第三者証明」による申し立てが出来る制度を教えていただき、丁寧な指導の元、再度申請を行うことになりました。
相談を始めてから約1年、色々と大変親身に対応してくださり、おかげさまで2021年5月に「障害基礎・障害厚生年金(2級)」を受給することが出来ました。
「第三者証明」は大変難しい申請だということでしたが、あきらめないで本当によかったと思います。
佐伯先生には大変感謝しております。
本当にありがとうございました。
お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください
当センターを運営するさえきHR社労士事務所の佐伯 和則と申します。
障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で行動を起こさなかればいけません。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、様々な申請書類の準備が高いハードルとして立ちはだかります。申請しないで何年も過ぎているため、カルテの確認ができなかったり・・・担当医師が変わってしまって、病院を移っていたり・・・病院自体がなくなってしまったり・・・。
このような理由から、申請に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。
「もっと早く、障害年金のことを知っていればよかった」
「専門家に相談すればよかった」
相談の現場で、最も耳にする言葉です。障害年金の申請で一番大事なことは、不安を感じたり、分からないことがあった時に、すぐに専門家に相談することです。
ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください。
当センターは全力であなたに寄り添います。 個別無料相談を行っておりますので、是非一度ご連絡ください。
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当事務所(姫路駅徒歩5分)に来るのが難しいという方にも障害年金の受給可能性を知ってもらうために、外部会場を借りて無料相談会も実施しております。
詳細については、以下に記載しますので、ご確認の上、ご予約下さい。
相談会では、以下のようなお悩み・ご質問にお答えしております
●障害年金をもらうための必要書類は何か?
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●医者に「診断書の取得が難しい」と言われたが、どうにかならないか・・・?
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特にその中でもお客様が受給できる可能性のある年金に関して丁寧にアドバイス・代行申請させていただきます。
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障害年金相談にあたり、相談内容について専門家としてお答えいたします。 責任を持ったお答えのためには信頼関係が必要です。 下記の項目を最初にお聞きいたしますのでご用意いただけますよう、お願いいたします。 【必須項目】 ①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所 【ご自身でわかる場合】 ⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、 ⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名) |
相談の流れ
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