人工股関節置換術と両膝関節骨壊死で、障害厚生年金3級から2級に額改定受給。
相談者
男性(40代)
傷病名:両大腿骨壊死症・両膝関節骨壊死症・両側距骨無腐性骨壊死
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給金額:年額:1,279,330円
相談時の相談者様の状況
前回は、ご自身で請求(申請)して障害厚生年金3級を受給中です。その時は、右側に人工股関節置換術で無事に受給できたそうです。
その後、左側にも人工股関節置換術をし、両膝関節の骨の壊死も進んだそうです。
社労士による見解
人工関節が増えたとしても、2級に額改定できる確証はありませんでした。
しかし、両膝の壊死も進み日常生活にも支障が出始めているので、精一杯のフォローをする事で額改定請求の受任をしました。
受任から申請までに行ったこと
しばらく、通院されていなかったので主治医に通院を勧めました。
次回の診察の際、日常生活状況や身体に負担があるので就労継続支援A型に勤務している事などを書類にまとめ、主治医に手渡しました。
【参考】
就労継続支援A型とは、一般企業などに就職が難しい障害や難病を抱えている方に働き場所を提供する目的で定められた制度です。 就労継続支援A型事業所は、障害福祉サービスの一環として、雇用契約を結びながら作業(仕事)に従事することができ、その対価として給与をもらうことができます。
結果
無事に、障害厚生年金2級が決まりました。
ご本人も大変喜ばれ、私も非常にうれしく思いました。
受給者から頂いたお手紙「さえき先生のきめ細やかな助言とレスポンスの速さのおかげだと、今は本当に感謝の気持ちで一杯です。」
私は両大腿骨壊死症で両足とも人工股関節に置換しています。
障害厚生年金3級の申請(2014年)は年金事務所の人に聞きながら自分一人でどうにか出来ました。
最近「何とか2級を認めてもらいたい!」と言う気持ちが芽生えてきて、偶然ネットでさえき先生のページを見つけました。
初めてお電話したのが1月でした。3級申請時の診断書のコピーにも目を通してくれたり、診断書に添える自身の状況の伝え方にアドバイスをくれたり、メールのやり取りではおそらく50回以上にはなると思います。
些細な質問にも面倒がらず判りやすく説明してくれました。
そして、2020年3月に申請、8月に「障害基礎・厚生2級」に該当の通知が届きました。
これもさえき先生のきめ細やかな助言とレスポンスの速さのおかげだと今は本当に感謝の気持ちで一杯です。
さえき先生ありがとうございました。
2020年8月15日(40代男性)
お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください
当センターを運営するさえきHR社労士事務所の佐伯 和則と申します。
障害年金は、公的な制度であるにも関わらず認知度が低いため、本来であれば受け取る権利がある方でも、様々な理由により多くの方々が受給に至っていないのが現実です。当然ながら、手続きをしなければ受給できません。黙っていても誰かが教えてくれるものでもなく、結局は障害をお持ちの方々がご自身で行動を起こさなかればいけません。何とか障害年金の相談まで辿り着いたとしても、様々な申請書類の準備が高いハードルとして立ちはだかります。申請しないで何年も過ぎているため、カルテの確認ができなかったり・・・担当医師が変わってしまって、病院を移っていたり・・・病院自体がなくなってしまったり・・・。
このような理由から、申請に必要な書類を準備する事が出来ず、手続きすらできないという状況になり、障害年金の申請を諦めてしまっている方が多くいらっしゃいます。
「もっと早く、障害年金のことを知っていればよかった」
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相談の現場で、最も耳にする言葉です。障害年金の申請で一番大事なことは、不安を感じたり、分からないことがあった時に、すぐに専門家に相談することです。
ひとりで悩みを抱えず、まずは当センターにお気軽にご相談ください。
当センターは全力であなたに寄り添います。 個別無料相談を行っておりますので、是非一度ご連絡ください。
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